難病女子の日常サバイバルに敬服 「シャバはつらいよ」
このところ本について書くことが多くなってます。この本はその装丁からは想像できないような内容にどんどん引き込まれて、気がついたら一日で読了していました。
”シャバはつらいよ”の内容紹介
タイトル:シャバはつらいよ
内容紹介:amazonより引用
「生存崖っぷち」の難病女子が、病院から飛び出した!家族や友達を頼らずに、どうやって生きる?シャバでデートしたい(?)一心で、病院を「家出」したも のの、新居のドアは重くて開かず、コンビニは遙か遠く、通院は地獄の道のり、待てど暮らせど電動車いすは来ず…。そして迎えた2011年3月11日。知性 とユーモアがほとばしる命がけエッセイ第2弾!
感想など
私、ここ数年書籍を買うことがほとんどなく、もっぱら図書館を利用させていただいております。…で、たまたま”新刊”で検索を掛けたときに目に留まったのがこの本。ネットで予約を行い、貸し出し可能になった先週末に借りてきました。
借りてきたときには、更紗さん(著者)には申し訳ないですが、本の内容など覚えておらず、装丁を見て、「あっこの本は後でいいや」と思ってしまいました…スミマセン。
しかし、読み始めると…その内容に驚きつつどんどん引き込まれていきます。障害をもった人に対し日本の社会がいかに厳しいシャバであるかを再認識させられると共に、その中で懸命に生きていこうとする更紗さんの姿はとても逞しく感じられました。
難病と言うとなんとなく重い感じがしますが…確かに更紗さんはまさしく命がけで現実に向き合っているのですが。それを知性とユーモアで包み込んでサラッと伝えてくれるので、読了後、悲観的な気持ちは残らず純粋に感動し元気をもらうことができます。
ご一読ありがとうございました。
スポンサーリンク
Your Message