読了後 ほっこり&にっこり 「まらそん侍」
今週は久しぶりにまた読み返したいと思う本に出会えました。少し疲れていたこともあり、コメディー系のストーリーが心を癒してくれたのでしょうか?
”まらそん侍”の内容紹介
タイトル:まらそん侍
内容紹介:amazonより引用
黒船の来航により、風雲急を告げる幕末の世。安政二年(1855年)、安中(群馬県)藩主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として安中城内より碓氷峠の熊野神社までの七里余り(約30キロ)の中山道を走らせた。“安政の遠足”とも呼ばれ、日本のマラソンの発祥である。美しい姫をめぐりライバルとの対決に燃える男。どさくさ紛れに脱藩を企てる男。藩を揺るがす隠密男。民から賭の対象にされた男。余命を懸け遠足に挑む男。涙と笑いの痛快スポーツ時代小説!!
感想など
藩主のむちゃぶりで始まったマラソン大会。安泰な世の中で体や武術を磨くことから無縁となりつつある侍に対し、身分の上下や役目の違いも関係なく大会への全員参加が義務つけられます。
最初は文句を言いつつもそれぞれの立場・状況に応じ工夫…ズル(笑)を凝らしながら、一生懸命頑張ろうとするところが面白い。また、処々に武術の心得も書かれているので、その都度身が引き締まりました。そしてなにより、同僚を含めた出演者全員が「いい人」なのが嬉しい!!さくっと読めて後味にっこりの本です。
ご一読ありがとうございました。
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